ご挨拶

日本薬剤学会第37年会開催に当たって
 この度、公益社団法人日本薬剤学会第37年会の年会長を拝命しております京都薬科大学の山本 昌です。日本薬剤学会第37年会は、2022年5月26日(木)~28日(土)の3日間、京都で開催することになりました。京都での日本薬剤学会の開催は、2004年3月に橋田 充先生が第19年会を開催されて以来ですので、18年ぶりになります。
 今回の年会のテーマは、「昭和、平成の薬剤学のレガシーと令和の薬剤学の将来展望」としました。薬剤学分野では、ここ数年で定年退職を迎えられた先生方やこれから2~3年の間に定年退職を迎えられる先生方が多く、数年後には薬剤学分野の多くの教員が入れ替わることが予想されます。そこで、第37年会では、昭和・平成時代に御活躍されてきた先生方に昭和・平成の薬剤学をまとめて頂くと共に今後、令和の時代に活躍が期待される若手の先生方へのメッセージとして令和の薬剤学を展望して頂くことにしました。従って、プログラム編成もこの趣旨に従って進めていきたいと考えており、こうした学会のテーマに即した特別講演、招待講演、各種シンポジウムなどを企画する予定です。また、例年通り、一般講演(口頭発表、ポスター発表)を募集する他、ラウンドテーブルセッション、ランチョンセミナー、企業展示会、医薬品包装シンポジウム、学生主催シンポジウムSNPEE2022も開催する予定です。
 会場は、京都市のほぼ中心に位置する京都市勧業館「みやこめっせ」 で行う予定です。当会場には、京都駅から地下鉄烏丸線及び地下鉄東西線を乗り継いていただければ、約30分程度で移動できます。また、会場付近には、平安神宮、南禅寺、永観堂、蹴上インクライン、京都市京セラ美術館、ロームシアター京都などの数多くの観光名所やイベント会場もあります。また、懇親会会場は、ホテル京都オークラでの開催を予定しておりますが、会場の「みやこめっせ」から徒歩で約15分です。また地下鉄でも2駅で移動でき、アクセスの良い場所に設定しておりますので、是非とも御参加いただければ幸いです。
 現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年5月に開催予定だった第35年会(熊本)は誌上開催になり、また2021年5月に開催された第36年会(徳島)もオンライン開催になり、なかなか対面での現地開催が実施できていない状況が続いております。学会のオンライン開催にも一定のメリットはありますが、やはり発表内容について対面で議論したり、懇親会で情報交換したりすることも学問の発展には不可欠であると感じております。従いまして、第37年会は何とか3年ぶりに京都で現地開催できることを願っております。
 既に組織委員、実行委員ならびにオブザーバーの先生方を指名し、先日、組織委員会を立ち上げて、これから具体的なプログラムなどを編成する予定ですが、魅力ある充実した第37年会になるように努力する所存です。是非とも全国から多くの方々に御参加頂き、実りある有意義な年会になりますことを期待し、御挨拶とさせていただきます。
2021年6月
公益社団法人日本薬剤学会第37年会
年会長 山本 昌
(京都薬科大学 薬剤学分野 教授)