Luncheon Seminar
ランチョンセミナー
1日目1-22会場血管を標的とした免疫療法 〜がん、関節リウマチ、肥満〜日光ケミカルズ(株)
1-33会場湘南ヘルスイノベーションパークでのパウレックの新たな挑戦(バイオ医薬品・医療分野での可能性追求)(株)パウレック
1-44会場医薬品の研究開発をアシストするラマン分光法の応用技術(株)堀場製作所
1-55会場製造コストを削減するための高度な製造技術(直接打錠、連続生産)に関する製薬業界の傾向アシュランド・ジャパン(株)
2日目2-22会場誰でも、簡単に、電気生理学実験を。RI 標識を必要としないトランスポーター測定システムのご紹介ナニオンテクノロジーズジャパン(株)
2-33会場RFIDタグ一体型医薬品包装で実現するトレーサビリティ管理 ~Tag 4 Link™が製造から薬局での処方までの安心・安全を提供~(株)マイクロ・テクニカ
2-44会場革新的な分光光度計による錠剤の評価方法のご紹介 ~LDIRケミカルイメージングによる錠剤含有成分の分布、結晶多形等の評価と透過型ラマン分光光度計による定量評価アジレント・テクノロジー(株)
3日目3-22会場アルツハイマー型認知症治療の新たな選択肢興和(株)
3-33会場水溶液中のナノメディシンの特性評価北九州市立大学 先制医療工学研究センター/昭光サイエンス(株)
チケット引換について

ランチョンセミナーの聴講には「ランチョンセミナーチケット」が必要です。

引換前の「ランチョンセミナーチケット引換券」での聴講はできません。

引換は先着順のため、「ランチョンセミナーチケット引換券」は「ランチョンセミナーチケット」の入手を確約するものではありません。

当日の朝、6階の「LSチケット引換所」にて、当該日の「ランチョンセミナーチケット」との引換が可能です。

事前に年会の参加登録をされた方には、プログラムや参加証とともに、3日分の「ランチョンセミナーチケット引換券」を発送します。

当日に年会の参加登録をされる方には、参加登録の完了後に「ランチョンセミナーチケット引換券」をお渡ししますので、その後に「LSチケット引換所」へお越しください。

年会当日の会議関係(昼食時)にご出席の先生方は、重複なきようご注意ください。

1日目
5月16日(火)
12:30~13:30
1-2
2 会場
血管を標的とした免疫療法 〜がん、関節リウマチ、肥満〜
共催
日光ケミカルズ(株)
演者
宇都口 直樹昭和薬科大学
固形腫瘍が増大する際には、がん細胞の増殖に必要な栄養や酸素の供給路となる血管の新生が不可欠です。そこで、がん細胞そのものではなく、腫瘍組織部位の血管を標的としたがん免疫療法の開発を行っています。腫瘍組織内の血管内皮細胞由来の抗原を抗原提示細胞である樹状細胞にパルスさせ、この樹状細胞を免疫することにより、腫瘍血管に対する免疫が惹起されます。本療法は、がん細胞そのものを標的とするよりも顕著な抗腫瘍効果を示します。さらに近年、腫瘍組織内の血管は、血管内皮細胞由来のものだけではなく、がん細胞自身が血管様構造を構築し、血管として機能していることが明らかとなっています。この腫瘍細胞が構築する血管を「腫瘍擬似血管」と呼び、現在、この擬似血管を標的としたがん治療法の開発も行っています。また、血管新生が病態の憎悪に関与する関節リウマチ、肥満といった疾患に対する免疫療法の有効性と可能性についても紹介します。
1-3
3 会場
湘南ヘルスイノベーションパークでのパウレックの新たな挑戦(バイオ医薬品・医療分野での可能性追求)
共催
(株)パウレック
演者
中川 弘規アイパークインスティチュート(株)
松井 航(株)パウレック
座長
山本 実(株)パウレック
兒玉 智史(株)パウレック
日本最大級のライフサイエンスラボの湘南ヘルスイノベーションパークは、産官学のプレイヤーが集積する日本初の複合型サイエンスパークです。製薬企業、次世代医療、AI、ベンチャーキャピタル、行政など、多様なプレイヤーが集まるエコシステムを形成し、革新的なアイデアの社会実装の場となることを目指しています。パウレックは、固形製剤分野で培った長年の知識・ノウハウを生かしつつ、今後更にバイオ医薬をはじめ未来の医薬・医療分野での可能性に積極的にチャレンジすべく、2022年10月に湘南アイパークイノベーションセンターを開設しました。本ランチョンセミナーでは①湘南ヘルスイノベーションパークの概況及び最新情報、②パウレックの研究内容(LNPs/安定化、培養装置/モニタリング技術、個別化医療)及び最新アプリケーションを紹介させて頂きます。
1-4
4 会場
医薬品の研究開発をアシストするラマン分光法の応用技術
共催
(株)堀場製作所
演者
深水 啓朗明治薬科大学 分子製剤学研究室
座長
廣瀬 侑太郎(株)堀場製作所
ラマン分光法は、赤外吸収(IR)と相補的な振動分光法として古くから知られている。医薬品を分析対象とする場合に両分光法を区別する要素の1つは水に対する感度といえる。すなわち水のラマン散乱は非常に弱いので、製造および保管(流通)の過程、さらには投与後の生体内において、水分と共存するケースが多くある医薬品の分析に関しては、水分の妨害を受けにくいという意味でラマンが有利である。本講演では、医薬品の開発において直面する課題を解決した例として、(i)口腔内崩壊錠や粉末ワクチン製剤に用いられている添加剤の分布を可視化した顕微ラマンイメージング、(ii)クリーム剤の処方設計において、原薬と添加剤の分布を立体的に明らかにした共焦点ラマン3Dイメージング、(iii)透過型ラマン測定による製剤の定量分析等について概説する。また、当研究室で試行しているDDS製剤の評価や生物学的な応用についても紹介する。
1-5
5 会場
製造コストを削減するための高度な製造技術(直接打錠、連続生産)に関する製薬業界の傾向
共催
アシュランド・ジャパン(株)
演者
Saurabh Guptaアシュランド・ジャパン(株)ライフサイエンス事業部
座長
清水 裕二アシュランド・ジャパン(株)ライフサイエンス事業部
高度な製造技術とは何でしょうか?高度な製造技術とは、直接打錠と連続生産が含まれます。原材料の投入から製造まで、その間に他の影響を受けることなく製造されるシームレスなプロセスです。FDA からの2019年6月の情報によると、連続生産を使用して5つの承認済み製品を製造している4つの企業に加え、約20の企業が連続生産プロセスの導入に取り組んでいます。日本では、すでに連続生産で製造された2製品が承認されています。弊社で取り扱いのある添加剤Klucel™ EXF Ultra HPC、Benecel™ HPMC、Plasdone™ S-630 Ultra (コポビドン)等を通し、製造コストを削減するための高度な製造技術についてご説明したく考えております。
2日目
5月17日(水)
12:30~13:30
2-2
2 会場
誰でも、簡単に、電気生理学実験を。RI 標識を必要としないトランスポーター測定システムのご紹介
共催
ナニオンテクノロジーズジャパン(株)
演者
嶋根 三好ナニオンテクノロジーズジャパン(株)
座長
三宅 正晃大塚製薬(株)
中井 大介第一三共(株)
2022年で設立20周年を迎えたナニオンテクノロジーズは、ドイツミュンヘンに本社を置く電気生理学実験の自動化を専門とする理化学機器メーカーです。業界トップシェアの自動パッチクランプシステムをはじめとして、トランスポーター測定システム、平面脂質二分子膜・リポソーム作製システム、iPS細胞由来心筋細胞のインピーダンス・細胞外電位・収縮力測定システムをラインアップとして取り揃えております。本ランチョンセミナーでは、トランスポーター測定システムを中心に、リポソーム作製システムについてもご紹介いたします。
2-3
3 会場
RFIDタグ一体型医薬品包装で実現するトレーサビリティ管理 ~Tag 4 Link™が製造から薬局での処方までの安心・安全を提供~
共催
(株)マイクロ・テクニカ
演者
小林 真知子サトーヘルスケア(株)
山崎 裕太藤森工業(株)
黒木 真大成化工(株)
前田 大洋(株)UACJ
柴田 聡英朝日印刷(株)
座長
柴崎 誠(株)マイクロ・テクニカ
医薬品を取り巻くサプライチェーンでは、入出庫管理や在庫確認など、人手不足の中でも患者に安心・安全な医療を提供するために正確な業務が求められ、業務の省力化が課題となっている。医療現場でも、使用期限やロット番号などの製品情報だけでなく、その医薬品がどういった経路で納品され、誰がいつどの患者に処方したのかまで確認できる流通情報も管理できるトレーサビリティの確保や、医薬品の納品、払出、処方など各ポイントで必要情報が確認できる仕組みが求められている。こうした課題に対して、PTPシート、個装箱、薬液バッグに予めRFIDを一体化した医薬品資材を提供し、その製品・流通情報をブロックチェーンで管理することで、医薬品のトレーサビリティ向上やSPDなど病院業務の効率化を可能にするソリューション「Tag4Link™」について紹介する。
2-4
4 会場
革新的な分光光度計による錠剤の評価方法のご紹介 ~LDIRケミカルイメージングによる錠剤含有成分の分布、結晶多形等の評価と透過型ラマン分光光度計による定量評価
共催
アジレント・テクノロジー(株)
演者
西村 新アジレント・テクノロジー(株)
中村 嘉告也ジャパンマシナリー(株)
このランチョンセミナーでは、医薬品開発における固体分析のための分子分光法(ラマンと赤外イメージング)についてご紹介します。LDIRによる赤外イメージング、および透過型ラマンを使用した迅速な定量化に焦点を当てます。
3日目
5月18日(木)
12:00~13:00
3-2
2 会場
アルツハイマー型認知症治療の新たな選択肢
共催
興和(株)
演者
中村 祐香川大学 医学部 精神神経医学講座
座長
藤井 まき子日本大学 薬学部 薬品物理化学研究室
わが国では高齢化が著しく、それに伴い、認知症高齢者の増加が見込まれます。「平成29年版高齢社会白書」では、「平成24(2012)年は65歳以上の認知症高齢者数が462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)であったが、平成37(2025・令和7)年には約5人に1人になるとの推計もある。」と記載されています。今後、抗認知症薬の使用、また糖尿病、循環器疾患とその基礎にある脂質異常などのコントロールがさらに重要となると思われます。ドネペジル経皮吸収型製剤は、経口薬とは全く異なる薬物動態であり、安定した血中濃度を示すことから漸増不要で投与が可能な特徴があります。本講演では、認知症治療の現状と、薬物治療の一つの選択肢として、アルツハイマー型認知症治療剤としての経皮吸収型製剤について触れたいと考えております。
3-3
3 会場
水溶液中のナノメディシンの特性評価
共催
北九州市立大学 先制医療工学研究センター/昭光サイエンス(株)
演者
櫻井 和朗北九州市立大学 国際環境工学部
鶴田 英一昭光サイエンス(株)
北九州市立大学の国際環境工学部では、文部科学省の共同利用・共同研究拠点「超高齢化社会に対応する先制医療工学研究拠点」プログラムを通じて、ナノメディシンの特性評価に関して、北九州市立大学が所有する光散乱や流動場分画法などの装置を活用しながら、国内外の研究者との共同研究を推進している。このプログラムの取り組みをご紹介するとともに、水溶液中でのナノメディシンの物性評価と医薬品開発におけるCMCへの応用を紹介する。また、このプログラムで利用頻度が高い、多角度・動的光散乱検出器とクロマトグラムや流動場分画法を組み合わせたWyatt Technology社の製品及び、それらを用いた脂質ナノ粒子やウイルスベクターの測定事例に関して昭光サイエンス株式会社から紹介をする。
年会事務局

名城大学薬学部薬物動態制御学研究室内
〒468-8503 名古屋市天白区八事山150
E-mail:apstjnagoya@ccml.meijo-u.ac.jp
運営準備室

株式会社MONS
〒003-0002 札幌市白石区東札幌2-5-7-1-203
Tel: 011-824-8805 Fax: 011-826-4556
E-mail:convention@mons-sapporo.co.jp
(営業時間: 月-金 9-17:00 土日・祝祭日は休業)

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