Round Table Session
ラウンドテーブルセッション
ラウンドテーブルセッション1
5月16日(火)9:30-11:30第3会場
核酸医薬品の活性最大化のための超分子薬剤学の世界
オーガナイザー
異島 優徳島大学
石原 比呂之東京薬科大学
核酸医薬DDSとして、カチオン性脂質やポリマーをベースとした非ウイルス性キャリアシステムに大きな注目が集まっている。同時に、核酸医薬分子自体の活性向上を目的として化学修飾核酸の研究が広く進められている。核酸医薬分子への化学修飾の構造と位置や程度によって核酸医薬品の物理化学的性質にも様々な変化が生じ、キャリアシステムを構成する脂質分子やポリマーに関する再検討を要する場合もある。一方、近年では、AIを用いた化合物の最適化技術の進歩が著しく、創薬の成功確率の大きな向上が期待されている。そこで、本ラウンドテーブルでは、「核酸医薬の化学修飾による活性向上」および、「DDSのデザインへのAIの活用」について、第一線の研究者を招請し、核酸医薬の構造変化に対応するDDSキャリアシステムのデザインにおけるAI活用の可能性について議論する場を設定することで、スピード感のある核酸DDS開発に関する展望を共有する機会としたい。
予定講演者
南川 典昭徳島大学大学院 医歯薬学研究部
有馬 英俊第一薬科大学 薬学部
ラウンドテーブルセッション2
5月16日(火)16:00-18:30第3会場
現場で活きる!製剤技師の知恵と経験
オーガナイザー
深水 啓朗明治薬科大学
及川 倫徳沢井製薬株式会社
製剤技師の会は、日本薬剤学会認定製剤技師が、情報や意見交換などを通じて交流を行う会として、2012年に有志の会として発足し、2018年に日本薬剤学会の技術伝承部会の下部組織として認定され、活動を続けている。世界や日本の医療技術や医療環境が劇的な変化をする中で、知識と経験に裏打ちされた現場感覚をもつ製剤技師の担う役割は、極めて重要になってきている。そして、様々なバックグラウンドを持った製剤技師が集う、製剤技師の会も非常にユニークな活動を展開してきた。今回のラウンドテーブルでは、製剤技師の会で注力している医療現場のニーズ、知識・技術伝承に関する議論を紹介するとともに、製剤技師としてどのように発信や貢献をしていくか、現場感覚をいかに高めていくか、将来の医療や製剤にどのような夢を描いているのか、について討論を行う。
予定講演者
望月 勢司帝人ファーマ株式会社
吉田 直樹大阪大学医学部附属病院
内田 浩杏林製薬株式会社
ラウンドテーブルセッション3
5月17日(水)9:15-11:15第3会場
アクティブターゲティング技術の現状、課題、将来展望について考える
オーガナイザー
浅井 知浩静岡県立大学
根岸 洋一東京薬科大学
脂質ナノ粒子(LNP)技術やRNA技術の進展により、世界初のRNA干渉薬オンパットロ®やcoronavirus disease 2019に対するmRNAワクチンのスパイクバックス®およびコミナティ®が実用化に至った。これらの既承認薬は、全身投与による肝臓へのDDSや局所投与であり、次に実用化が求められるのは、その他の臓器へのアクティブターゲティングDDSであろうと考えられる。そこで本RTでは、アカデミアの最先端のアクティブターゲティング技術にフォーカスする。第一線で活躍する3名の研究者に肝臓や局所以外のDDS、具体的にはリンパ管、脾臓、腎臓、骨、脳へのターゲティングについて最新の知見をご紹介いただく。そのうえでアクティブターゲティング技術の現在地、課題、将来展望について産官学で議論し、我が国のDDS医薬品開発の加速に繋げたいと考えている。近年、創薬研究におけるDDS技術の重要性は一段と増しており、本RTでは時代に即した有意義な討論が展開できると確信している。
予定講演者
秋田 英万東北大学大学院 薬学研究科
勝見 英正京都薬科大学
川上 茂長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科
ラウンドテーブルセッション4
5月17日(水)15:30-17:30第3会場
臨床現場からの声に製剤学的アプローチで応えるためには
オーガナイザー
内田 淳山梨大学
尾上 誠良静岡県立大学
昨今の目覚ましい医療の進歩により、多種多様な医療が施行されている中、臨床現場ではより質の高い医療の提供を指向した clinical question (CQ) や臨床的ニーズが生まれ、それらの解決が望まれている。本ラウンドテーブルセッションでは、これら臨床的課題解決に向け第一線でご活躍されている先生方からそれぞれの立場から見た CQ の現状や臨床的ニーズに対し、製剤学的アプローチによる解決方法について最新の知見等を交え、ご講演をいただき、臨床現場から見出される CQ から臨床的ニーズを抽出し、製剤学的視点からアプローチするノウハウ、さらには臨床的ニーズと製剤学的アプローチが融合・調和し、課題解決へと導く “CQ-oriented formulation” の創出に向けた展望について参加者とともに多角的に議論したい。
予定講演者
内田 淳山梨大学医学部附属病院 薬剤部
花輪 剛久東京理科大学 薬学部
尾上 誠良静岡県立大学 薬学部
中村 豪之東和薬品株式会社
ラウンドテーブルセッション5
5月18日(木)9:30-11:30第3会場
創製・物性の面からイオン液体を考える
岩尾 康範和歌山県立医科大学
溝口 亮アステラス製薬株式会社
近年、薬物(難水溶性低分子、ペプチド、核酸)の効率的な皮膚・消化管からの吸収を企図して、室温付近で液体状態をとる有機塩「イオン液体」を吸収促進剤として応用する研究が活発になされており、その取り組みはアカデミアのみならず、産業界(製薬、コスメトロジー領域)でも大変期待されている。本RTでは、長年イオン液体研究に取り組まれてきた2名のアカデミアの先生方から、創製・物性の切り口で、イオン液体研究の最前線の知見をご紹介頂く。
予定講演者
後藤 雅宏九州大学大学院工学研究院 応用化学部門
藤田 恭子東京薬科大学薬学部
ラウンドテーブルセッション6
5月18日(木)13:15-15:15第3会場
スペシャルポピュレーション投与設計のためのファーマコメトリクス
登美 斉俊慶應義塾大学
千葉 康司横浜薬科大学
妊婦や乳児・小児は、薬物動態や薬物感受性が一般の患者集団と異なり、また、発達に伴い変化する。一方、これら患者集団に関する情報は不十分であり、安全性と有効性が保証された薬物治療を受けることが十分できず、”therapeutic orphan”の状態にある。そこで、本ラウンドテーブルでは、妊婦や新生児・小児の薬物動態や薬物分布における特性を定量的に明らかにする取り組みを紹介し、これら患者集団における安全性・有効性評価、投与設計に向けた課題と展望を議論する場を提供したい。
予定講演者
黒沢 健慶應義塾大学薬学部
谷河 賞彦バイエル薬品株式会社
斎藤 順平国立成育医療研究センター
年会事務局

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